

私のリスクマネージメントの師、牛場靖彦先生は大の相撲ファンである。私は毎年、国技館の相撲観戦にご招待を頂き、相撲を観戦しながらお弁当と焼き鳥をご馳走になり、先生よりリスクマネージメントの基本を教わっている。こんなに幸せなことはないと感謝をしながら・・・。即ち、このように真にリラックスした雰囲気で先生から厳正かつ本質的なリスクマネージメントを肌で感じさせて頂ける、これ以上の至福はないだろう。
師とのお付き合いは私が小学生の頃からで、腕白相撲の戦い方やモノポリゲームの勝ち方などをを50年以上も昔に手解きを受けた浅からぬ縁がある。又このように相撲を見ながらのお付き合いがいただけるというのも運命の不思議というものだろうか。
最近の大相撲は、誠に国際色豊かでクロスカルチャー・コミュニケーションの花盛りである。偶にはこのような異空間に自分を置いて、様々な刺激を受けるということも日々の厳しい現実を離れてモノの見方を勉強でき、素晴らしい発見に出会えるのではないか。
例年は初場所千秋楽と日程が決まっていたが、今年は優勝が決まってからの観戦は面白くないとおっしゃって、あえて8日目中日の観戦となった。天候も誠に素晴らしい日和で言うことはなかった。しかし、今年は栃東関が優勝するという嬉しい異変があったのに、先生はそれを見れず心残りだったのではないか。とかく、世の中というものは思う通りには進まない。
先生はいつも、三役揃い踏みを見ながらここに登場するのはそのうち行司以外はみな外人になってしまうと嘆いておられた。さぞかし栃東の優勝を見たかったに違いないのだ。